大切な食事
メタボリックシンドロームの予防や対策にまず大切なことは、自分の毎日の食事について見直してみることです。今までなにげなく食べてきた食事の中には、食材によって含まれている成分がかなり違っています。

カロリーやコレステロールが多く含まれているものや、反対にカロリーが低く食物繊維が多いものやビタミンが豊富なものなど、メタボリックシンドロームの改善や対策としてダイエットを行う場合には、
食事を作る時に使う食材の特徴や量についてしっかり知っておくことが重要な鍵になってきます。

気を抜くなかれ!

代謝が落ちれば太る、というのはご説明した通り。だから脂肪を燃焼させるには、筋肉をつけて代謝を上げればいいということもご説明した通り。今まで効果のある運動を紹介してきたけど、それと合わせて食事にも気をつければ、効率の良いダイエットになるでしょう。

筋肉の材料となるのがタンパク質。タンパク質がアミノ酸になって体を作ります。脂肪を燃焼させるダイエットのとき、まず大切なことは、筋肉をおとさないようにすること。そのためには、適量のタンパク質が必要。

ここがポイント!

たんぱく質の「適量」といわれる量はご存知でしょうか?タンパク質の量は人間の体重の1㎏の中に1gあるのが適量といわれている量となっています。例として、体重60㎏の人の場合ならたんぱく質の適量は60gになります。おいしいお肉などには動物性のタンパク質が含まれているのですが、この動物性のたんぱく質はなるべく摂らないようにして、豆などに含まれている植物性のタンパク質も摂りながら両方ともに半分ずつ位のバランスで摂取するのがいいでしょう。でもどのこのたんぱく質の量はどれくらいの量なのかわかない方もいると思いますので・・

・卵1個分g
・ 豆腐1丁分
・納豆の1パック分
・ シャケの1切れ分
・ 豚肉50g分
(肉はそのままのg数がたんぱく質の量ではなく、脂肪もたくさん含まれているので気をつけること。)

などが目安になるでしょう。これを見てみると、1日に必要となるタンパク質の量を摂取するにはこうした食材を5種類くらい食べる必要があることになります。

注意
私たちの体はたんぱく質をとても必要とします。なので、たんぱく質が少なくなってくると、体の筋肉が少なくなり、代謝機能も低下していき、カロリーの消費量も減少していく。そうなってしまうと体は太っていくばかりです。
そのため、ダイエットを始める方がよく失敗することとして、単純にカロリーを減らす事だけを考えてしまって最低限必要な栄養素を摂取せずに、タンパク質の摂取も減らしてしまうことがあります。このダイエットは皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?このようなダイエットは、確かに体重は減少していきますが、それは体脂肪ではありません。あなたのからだの大切な筋肉なのです。筋肉が減ることでダイエットが成功していると勘違いしてしまい、それでリバウンドしてしまう可能性がとても高いのです。
タンパク質を効率よく摂取する場合は、野菜と一緒に食べるのがバランスもいいのでオススメです。

 

さて、こちらでは誰でも手軽に始められる運動を色々と紹介しましたが、
紹介してきた以外にも、ダイエットになる運動は他にもあります。
自分にあったダイエットは、自分に合った運動を見つけることが大切で、それが結果として自分の健康にもなり、
続けていくことが大切で、それができることが望ましいものです。
メタボリックシンドロームは頑張れば克服できるものです。無理をしないでも体を絞って健康になれるのが理想です。
そんな理想を実現させるために、生活の維持を目指して、
早速今日からでも始めてみてはいかがでしょうか?

「今年こそ脱メタボ」ですよ。

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最終更新日:2016/6/9

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